全面リフォームの業界の特徴のひとつに、設計専門の担当者を置いているところが少ないということがあります。

では、誰があなたの要望を聞き取り、設計をおこなってくれるのかというと、
実はそれは営業の担当者になるのです。
（会社によっては分業で設計のみの担当がいる場合がありますが、割合は少ないです。）

営業の担当者というのは、イベントに出席したり、訪問・電話をしたりといった「集客」の部分から、
現地調査、耐震診断、報告書まとめ、そして要望のヒアリングと設計業務をおこないます。
また、これも会社によって異なりますが、工事管理やアフターサービスといった部分まで
一貫して行うことも珍しくはありません。
要するに、お客さんを多く抱える営業担当は、とても忙しいのです。

では、自分を担当してもらう人は、あまり忙しくない人の方がいいのでしょうか？
これは直観的に分かる人も多いかとは思いますが、
結論から言うと、暇な人は良くない可能性が高いです。
やはりより多くのお客様から指示される営業担当者というのは、必ず理由があります。
顧客の要望を丁寧に汲み取ってくれる、設計プランのセンスがピカイチ、
説明が丁寧でとても分かりやすい、自分たち暮らしのことをよく考えてくれる、など
魅力あふれる人こそが、顧客を多く抱え、それだけ多くの家族を満足させているのです。
そして、こういう人に限って、数多くの経験を積み重ね、
社内・社外の人間関係も円滑にとりまとめ、忙しいながらもそれだけ多くの案件に携わり続けているのです。

リフォームが成功するかどうかは、実はこの「担当してくれる人」によって大きく可能性が分かれてきます。
当然、各社には入りたての新人さんも居れば、上記のようなベテランの強者も居ます。
いかに優秀な担当者と巡り合うか、まずはそのことにこだわってみるというのも
意外と成功への近道になるのかもしれません。

≪得する会社選びの方法≫

Copyright © Reform Compass All rights reserved.