リフォームコンパス

住宅リフォームでの近隣クレーム

住宅のリフォームの失敗の一つに近隣のクレームがあります。
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これは、施主様にとっては、出来るだけ起こしてもらいたくない失敗です。
自分の家がキレイになっても、近所とギクシャクして暮らしにくくなったとなれば最悪です。
全面リフォームともなると、特に注意です。

例えば、部分リフォームと比べて出てくるごみの量も多くなります。
通常の部分リフォームの場合、工事が開始される初日に大工さんが初めて現場に来ることがよくあります。
トイレのやり替えの場合、着工当日に既存のトイレと該当する部分を解体し、
その廃棄物は一旦仮に置いておき、新しい便器の梱包材などと一緒に撤去されることが多いと思います。
しかし、全面リフォームの場合は、同じように着工当日に初めて大工さんが来て解体を初めていくと
仮に置いておく場所が広くなければ、すぐにいっぱいになり、作業を継続するためにトラックで搬出しようと手配しても、
予定が詰まっててその日のうちに来てくれないなどの状況になってしまいます。
そうすると、仮に家の外にでも置いておこうとなれば、
その晩にごみが仮置きされているということになってしまいます。
それは、近隣の方からみれば、火の用心の問題で心配になります。
そんなことが無いように、全面リフォームをたくさん経験している業者さんは
着工の前に大工さんに一度下見をしてもらうなどの対策をされたりします。
そして、予めごみ置き場の広さや回収の頻度などを計画しておくのです。

部分リフォームばかりを経験している業者さんの中には、
悪気が無くても思いつかないことも出てくるのが全面リフォームの特徴です。
全面リフォームを計画するときは実績があるかどうかをしっかりと確かめた方が良いでしょう。
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