2015.5.30

大規模リフォーム　構造について

大規模リフォームを計画する上で、既存の構造は重要です。
リフォームの場合、既存の構造体を活かすことが多いわけなので、
既存の構造によって、リフォームする内容や、可能な工事の範囲が左右されるからです。

例えば内容について例をあげますと
在来軸組工法か、ツーバイフォーか、木質パネル工法か、あるいは伝統的工法か。
また、２階建てなのか、３階建てなのか。
同じ木造住宅でも、上記の違いによって、大きく異なります。

構造的に抜けない梁や柱、壁の制約が違ったり、
法律的にしてはいけない工事があったり、です。

また、既存の建物の劣化状態などにより、しなければならない範囲が変わってきます。
土台の腐朽や、雨漏りのようなものから、隙間風が寒いとか、家が傾いているなどの改善の為
見えないところに掛かるコストは要望の順位を変えてしまいます。

リフォームと言えど、全面・大規模リフォームには専門の知識が不可欠です。
知らないままに業者に頼んで、失敗してしまっては後悔ではすみません！
特に間取り変更や、耐震改修をご検討の方は、
知らない間に法律違反をしてしまう、なんてリスクを負わされないように気を付けましょう。