大規模リフォームならではのノウハウ 近隣対策
住宅の大規模リフォームを考える方にとって
重要な項目に 『近隣対策』 があります。
もちろん、部分リフォームを行う場合でも、
近隣対策は必要になりますが、
大規模リフォームにもなると、その内容に違いがあります。
例えば、住宅を１件まるごとリフォームする場合は、
・材料が多い、廃棄物が多い。
・職人さんの数が多い。
・工期が長い。
など、部分リフォームと比べると、
文字通り規模が大きくなります。
そこに、大規模リフォームを依頼する会社に
必ず持っていてもらいたいノウハウがあります。
材料やゴミが多いと、その搬入搬出の時の工事車両が多くなるので、
会社側としたら、出来れば１度、２度など少ない回数で搬入、搬出をした方が
運搬費が少なくて済みますが、
そうなると、家の中に置けなくなった材料が外に置きっぱなしになったり、
ゴミも大きな敷地があれば別ですが、
置き場所が限度になれば、外に仮置きになってしまったりします。
それでは、防犯上良くないし、近所にも迷惑になります。
また、職人さんも多いときには、
大工さん、クロス屋さん、電気屋さん、左官屋さん、塗装屋さんなどが重なり
朝の現場に来る時間に、工事車両が何台も周辺に止まる事になります。
そうすると、近隣の方の通勤や通学に障害になったりして、
子供が危ないとか、自転車や車が出せないとかが起こり
迷惑になります。
さらに、工期も長いと最初のうちは、
お互い様と思ってくれている隣の方もだんだん我慢が出来なくなってくるかもしれません。
つまり、自分の家が生活し易くなっても、
暮らしにくくなったというような事が起こり兼ねません。
事前に工程計画から、あらかじめ、
その様なタイミングの時は、駐車場を用意するとか、
待機場所を決めて、業者に通達するとか、
また、車両も定期的に分けて搬入搬出するとかを計画実行する必要が有るのです。
そういう事は、部分リフォームばかりをしている会社では、
いきあたりばったりの対応で、
ノウハウとして事前に考慮してくれない可能性があります。
やはり、大規模リフォームの場合は特に、
大規模リフォームの実績がしっかりとある会社に依頼しておかないと
あとで大変な目に合う恐れがありますので、注意が必要でしょう。
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