古民家の全面リフォームの価値観
古民家の全面リフォームが、よく行われるようになってきました。
古民家とは、伝統的工法で建てられた築年数の相当経っている木造住宅のことです。
特徴は、基礎がなく敷石や置石などの上に柱が立っていること、
大黒柱や中黒柱、小黒柱があり、差し鴨居と呼ばれる大きな鴨居でつながっているようなつくりになっている事です。
家自体の重量と、揺れに対して粘り強さで体力を保っているようです。
そんな、古民家を全面リフォームすることは、どこのリフォーム会社でも出来るものではありません。
足固め、耐震や制震、また、間取り変更などの提案力など、さまざまな技術的なノウハウが必要になります。
しかし、ただ、それだけではないようにも思います。
多くのお施主様にお会いしてきて思うことが、
古民家にお住まいの主は、いろんな役割をもっておられるようにに思います。
築年数が100年も200年も経った家を、受け継ぎ、次に繋ぐ責任感、
3世帯が暮らすご家族であることが多いこと、
地域の中で、その家が存在することに対しての役割など
独特な思いや責任感があるのではないでしょうか。
おじいさんのおじいさんが建てた家、高齢者と小さい子供さんが一緒に暮らす家、
自治会、町内会の責任役など、伝統や文化に根付いて暮らされている方が多いように思います。
そんな、想いを出来るだけ理解する姿勢が必要になるのではないでしょうか。
何百年も続いている家を、新しく付加価値をつけて再生する為には
まずは、そこから始めるべきであると感じます。
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