2014.3.17

耐震補強をしたい思いを伝える

住宅を全面的にリフォームを行うときには、耐震補強工事を行うことが多いと思います。

綺麗にするだけでなく、構造的にも安心して暮らせるようにしたいと思われるからでしょう。
ただ、耐震補強したい人の気持ちはそれぞれ違うことがあるのです。

地震に非常に怖い思いをした人などは、やはり、その思いが強いようです。
通常は、耐震基準というルールにそって、補強計画を行うので、
本来必要な耐震強度と同等の強度を持たせるように計画するのですが、
特に心配な人は、より強くしたいと思う人もおられます。
法律的には、それ以上はしなくても良いという場合でも、
その人の気持ち的にしてみれば、より強い方が安心感がある訳です。

つまり、「一般的に決められている基準より、うちの家は強い」と安心できるのです。
もちろん、必要な部分を超えて補強工事を行うので、その分費用が少し高くなります。
しかし、その高くなった費用が、その人にとって価値の高いものであれば、
より満足度の高いものになるかもしれません。

ご自身がどういう想いで耐震補強をしたいかを
業者さんにしっかりと伝えると、より適切な計画をしてくれる可能性が高まります。
単純に耐震をしたいというだけでなく、より詳しく自分の想いを伝えてみましょう。