全面リフォーム 劣化が与える影響
全面リフォームを考えるきっかけの一つに、
「老朽化」と言うことがあります。
住まいと言えども、建築物ですから、長年風雨にさらされ、使い込んでいくと、やはり劣化していきます。
特に、木造の戸建住宅においては、「耐震診断」や「耐震補強」等、公的な助成制度が用意されているのですが、
それには国の定める指針にのっとり、「老朽化による、低減」と言って、
老朽化により、本来持つべき耐力が低減を受ける、という考え方があります。
判りにくいのですが、例えば
屋根、瓦にずれや欠けがないか
外壁、シミやひび割れがないか
床、ミシミシしていたり、傾きや振動がないか
浴室、ひび割れや、カビ、シミはないか
ベランダ、水漏れやサビ、浮きがないか
と、部位別に存在の有無と劣化の有無をカウントしていきます。
劣化による低減が「0.7」となると、
例えば壁の強さが「1.0」あったとしても「0.7」にしか見られない。
「10.0」は「7.0」にしか評価されない。という訳です。
その家の耐震評点を1.0以上にするために、「100(kN/㎡)」の壁量を求められた場合、
せっかく補強を入れても、より多く補強をしなければ数値を満たせないので、非効率です。
全面リフォームの場合、
ただ間取りを変えたり、見た目を新しくしたりするばかりではなく、
「劣化を修理、改善」する絶好の機会です。
しかし、それが工事着手後に発覚して、
思わぬ追加金となってはたいへんです。
出来ることなら、事前調査をしっかりしてもらい、
工事中の追加リスクについても、予め確認出来れば
より安心を得られることでしょう。
≪全面リフォーム実績豊富な、あなたに合う特徴の会社選びはこちら≫
Copyright © Reform Compass All rights reserved.
「リフォームで失敗しない為のお得な話」を無料でお届け!
利用規約に同意の上、メールアドレスを入力してご登録ください