全面リフォーム 工事前の内容確認の重要性
全面リフォーム 工事前の内容確認の重要性
住宅の全面リフォームを進める際に、
工事内容の現地確認を着工前の打合せで行うことがあります。
色決めなどのインテリアコーディネートは主にショールームで行うことが多いのですが、
契約の内容を既存の住宅と照らし合わせて、納まりや構造に問題ないかを確認するのです。
これは必ずやってもらう方がいいでしょう。
そもそもこうしたことは、契約する前の現地調査の時にしっかりと調べてもらっているはずなのですが、
私たちの経験上、最初の調査のときには、間取りを描きとったり、計測したり、
写真を撮ったり、床下を覗いてみたり、外壁や家の周辺をチェックしたりなどと、
他にもいろいろ見たり調べたりしなくてはいけないことが沢山ありますので、
細かい部分に対して、もれなく調べ尽くすということは
現実的に限られた調査時間の中では至難の業とも言えるのです。
あらためて間違いが無い様に、色や仕様が確定した後の段階でもう一度内容をチェックすることは
業者側にとっても大変重要な意味のあることになります。
そして、もちろんお客様にとっても重要なのですが、
注意するべき点がここにあります。
例えば契約後に家の中や外をくまなく確認して回って、
実は契約の内容と建物の現状が違うということが判ったとき、
どのように対応してくれるかが、実は会社によって違うのです。
「これは契約前に気づくべきなので当社できちんと対応します」というところもあれば
「これは契約に入ってない項目なので、追加になります」と言われる場合もあります。
また、お金に絡まないことでも、形が当初の設計と違ってきても、
「仕方ないですね」などと言ってくる業者もいるでしょう。
そういう意味では、あらかじめ契約する前に、
内容が異なる点が出てきたときの対応について確認しておくことが大切になります。
あらかじめ質問すべきことを知っているかどうかで
その後に大きな影響が出ることもあるので、覚えておいてください。
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