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工事中のスケジュールを知る

工事中のスケジュールを知る

住宅の全面リフォームにおいて、
工事が始まってからどのような進め方をするのかを知ることは大切です。

工事内容そのものについては何度も打合せされることでしょうから、
きちんと話をして記録を残しておけばある程度大丈夫かもしれません。
ですが、着工後のスケジュールというのは実際に工事を始めるまでなかなか分かりません。
着工後のスケジュールは、単純にいつ着工していつ終わるのかということではなく、

例えば
いつ和室の工事に入るのか?
キッチンが使えないのはいつからいつまでか?
お風呂屋さんに通わなければならないのはどの期間か?
引越しや荷物の移動はいつすべきなのか?
駐車場を借りなければならないのはどのくらいの期間になるのか?
洗濯物が干せない期間はどこか?
エアコンが使えない期間はあるのか?
などといった生活に密接に関わってくる、こまかい工事の工程のことなのです。

これは実際に工事を進めていく人でなければ計画することができません。
現場監督や工事に入る下請け工務店の担当者、
あるいは棟梁といった人たちが工程をつくります。
特にリフォームの場合は現場そのものの変化や
突発的な変更が生じる場合などがありますから、
最初につくった工程通りにすべての工事が進む訳ではありません。
しかし、計画もなくいきあたりばったりで進められては、
特に住みながら工事をする場合には、住人に大きな負担やストレスをもたらします。

全面的なリフォームになれば、かかる日数もそこそこ長くなってきます。
その間、工事でどこをどう進めるのかが分からなければ、
せっかくのリフォームも疲れるばっかりできっと楽しむこともできないでしょう。
ですからお勧めしたいのは、
工事を始めるより前にきちんと工程表を提出してもらうこと。
工事中はホワイトボード等で週間工程が分かりやすく掲示されるようにしてもらうこと。
新しいエリアに工事が進むときには、
前もって数日前にその旨を知らせてもらえるようにすること。
など、事前にお願いしておいた方がよい内容です。

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工程表の存在についても事前に確認しておき、
さらに実際に工事が始まってからは、
現場に入る職人さんたちとも上手にコミュニケーションが
とれるように対策をとってもらうこと。
そういう事前交渉も全面リフォームを成功させる鍵のひとつです。

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