子育て世帯の大規模リフォーム
内装をやり替えるだけのリフォームであれば、特に意識することはないと思いますが、
部屋の間取りを変えるような大規模なリフォームの場合には、
今までの暮らし方とこれからの暮らし方を考える必要があります。
例えば、それまでその家に暮らしていなかったとしてもです。
実家や親戚の家を譲り受けるケースもあるでしょうし、
場合によっては中古物件を購入して大規模なリフォームして住むというパターンもあるでしょう。
そんなときに注意したいのは、間取りの考え方とその後の暮らしの変化です。
例えば、比較的年齢の高い世帯の場合、
家族構成や暮らし方の変化は比較的少なくなっています。
反して、これから子供を育てるような世帯の場合、
子供の年齢に合わせて刻々と生活は変化します。
つまり、より生活の変化を見きわめながら間取りを考えていくことが必要なのです。
以前は家族の数に合わせた部屋数さえ確保しておけば問題ないとされてきました。
○LDKという表示で表された間取りに、住む人が合わせて過ごしていたのです。
ところが、最近はより住む人のことを考え、
さまざまな変化やアレンジも求められ、また提案されるようになってきました。
決まった形ではなく、より「個」に密着した間取りが望まれるようになってきているのです。
例えば、一昔前では、子供部屋を勉強部屋としてしっかり用意しておいてあげる、というのが
ある意味、親から見た常識的な感覚だったと思います。
ところが、最近は「子供が小さいうちはリビングで勉強させると成績が良くなる」と言われるように
学校の成績にも親とのコミュニケーションや
見守ってあげられる距離感が影響するといわれるようになっています。
家族の集まるリビングやダイニングをより充実させて、
むしろ子供部屋は引き籠ってしまわないように、それほど良い環境に整えないという以前とは異なる考え方なのです。
大規模なリフォームの場合には、このように、
これからどのように生活をしていくのか、という考え方がとても大切になってきます。
「そんな難しいことは考えられない」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこうした考えは様々な間取りの打合せをしていく中から見えてくる場合もあります。
リフォーム会社などの優れた担当者は、色々な話をしていく中からその人に合った暮らしを提案してくれます。
提案を受けて初めて、「あぁ、なるほど。それはいいな」と思えるようなケースも、もちろん多いのです。
一方、言われるままのプランを提示するような担当者も存在します。
いや、実はそんな人の方が多いと言っても良いぐらいです。
残念ながら、そういう人に当たってしまうと、思い通りのリフォームができない事が多いようです。
これからどのような暮らしをしていくのか、色々なアドバイスをくれる人と、自分たちの将来について考える。
そこから素晴らしいリフォームができあがると思います。
子育て世帯の場合には特に、子供たちとの暮らし方を見据えた、幸せなリフォームをして欲しいと思います。
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