家具のサイズとリフォームプラン
リフォームで間取りを変更しようとすると、部屋の大きさが特に気になります。
今よりもどれぐらい広くなるのか?または狭くなるのか?といった具合です。
多くのケースでは、リフォーム会社の人に計画の提案をしてもらうことになるのですが、
そこで用意してくれるのは、まずは平面図という上から見た平面的な図面になっています。
そして部屋の形や広さをどう変えていくかということになるのですが、
気を付けておかなければならないこともあります。
それは、部屋の大きさが例えば畳数で記されていたとしても、
実際の家具の配置次第では、その広さはあてにならないということなのです。
特に今までに使ってきた家具をそのまま利用する場合などは顕著です。
平面図上に家具の配置やレイアウトが記されていないままでは、
実はその家具が無事に部屋の中に納まってくれるかは分かりませんし、イメージできません。
そのまま利用する家具があるかどうかをきちんと事前に聞いてくれていればまだ良いのですが、
そうでなければ、設備機器以外の配置は
「部屋ができたらあとは勝手にどうぞ」
と言われるのと同じ意味になってしまいます。
実は家具を配置するのには、壁が必要になることもあり、
むやみに壁をぶち抜いてしまったところで、ものが上手に置けるという訳ではないのです。
逆に、例えば自分の必要な家具がすっきりと納まるようなプランを用意してもらえると
とても気持ちよく生活ができそうな気がしてきます。
狭くても配置が上手にできていれば、狭く感じなかったりするかもしれません。
ものを整理して減らすこともリフォームを考えるときには重要な要素にはなりますが、
何もかも捨ててまでリフォームするのが良いという訳では決してありません。
自分が残したい家具、気に入っている手持ちの家具などは、
できればリフォーム会社の人にその旨を伝えておくと良いでしょう。
そして、事前にそれらの寸法を測っておいてもらい、
上手に活かすプランニングをお願いすると、
経験と知識を活かして提案してくれるかもしれません。
場合によっては手持ちの家具に合わせたインテリアのプランを提案してもらえることも。
つい間取りのことばかりに目が行きがちですが、実際の生活に家具は欠かせません。
家具をどのように置くかもとても重要な要素になりますので、
特に残される家具については、事前に伝えておくことをお勧めします。
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