リフォームコンパス

大規模リフォームはいつから考える? 急ぎでない場合

大規模リフォームはいつから考える?急ぎでない場合


リフォームを考え始めるとき、そこには何らかのきっかけがあります。
子供部屋を用意しないといけなくなってきた…
実家が空き家になったので、なんとかしないといけない…
退職を機に老後の夫婦での生活の準備をしておきたい…など、
主にライフスタイルの変化に合わせて「家をリフォームしようか」と考え始めるものです。

そしてそれらの事情によって、工事の完成を期待する時期が変わってきます。
例えば、漠然と考え始めたけれども急ぐ理由はないようなケースでは、
具体的な話を進めても、なかなかピンと来ません。
その一方で、子供の入学までに…とか、退職したらすぐに…という場合には
具体的な期日があり、それまでにすべてを終わらせておきたいということになります。
それぞれの都合によって、打合せなどの進め方も大きく異なってきますので、それを知っておきましょう。

まず今回は急いでいないケースについてお話します。
なんとなくリフォームをして、これからの生活を変えていきたいなぁと思う、比較的初期の場合です。
この段階では具体的に要望を固めてしまうのが正解とは言い切れません。
むしろ、リフォームでいったいどんなことができるのか?
自分たちの暮らしには、どんな家・部屋が合っているのか?など
イメージを少しずつ膨らませておくのが良いと思います。
つい、「やりたいこと」として、部屋を広げたいとか、収納をつくりたい、とかいう話になりがちですが、
例えば生活を変えるために部屋を広げるのが、最もよい方法かどうかは分かりません。
プロの視点でその話を聞いたときに、「それよりもこっちを整理した方が効果的ですよ」という
さらに優れた案が提案される可能性があるからです。
あまり初期の段階から、「要望を明確に」してしまうと、言葉は悪いですが「素人なりの解決法」
留まってしまう可能性があるのです。
ですから、リフォームを意識し始めたときには、いろいろな実例を眺めてみたり、
散歩中に素敵な家を探してみたり、そういうところから始めるのが良いでしょう。

その時に注意したいのは、まだ考え始めたばかりなのにリフォーム会社に資料請求してしまうというケース。
実例が見たいというだけで資料請求をすると、もちろんカタログ類は送られてきますが、
それと同時にリフォーム会社からのアプローチが開始されます。
「どんなリフォームを考えているんですか?」「ご予定はいつ頃ですか?」など電話だったり手紙だったりが
届くようになるでしょう。
そのこと自体は問題ではありません。
そういったアプローチをしてくる人が、すでに担当としてあなたに割り振られているところに落とし穴があるのです。
特に当面の予定はないけれども情報が欲しい、という人の問い合わせ情報が、優秀な担当者に割り振られることは少ない
ということを知っておく必要があります。
これはリフォーム会社の内部事情といったところでしょうか。
優秀な担当者には、具体的な問い合わせの顧客の情報が回されがちです。
一方で、「まだまだ先」とか「未定」とかいう場合には、新人さんに回されたり
あまり優秀でない人が担当になったりすることがあります。
そしていざ具体的に考え始めたときに、その会社に改めて問い合わせると、その人が
「私があなたの担当です」と言って登場する訳です。

小さなリフォームではあまり問題にならないのですが、
大規模リフォームの場合には、実は担当者の資質が大きく満足度に影響を及ぼします。
いかに充実した打合せをし、自分たちの暮らしを理解してくれた上で素晴らしい提案をしてくれる人。
そういった担当者にいかに巡り合うか、というのはいかに良い会社を見つけるかというのと同レベルの重要性をもっています。
その上でも考え始めた初期の段階では特に、安易にリフォーム会社を選んで問い合わせをしないことが大切です。
まずは情報を集めましょう。それからでも遅くはないのですから。

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