できれば購入を決める前に確認しておきたいポイント

中古物件を購入してのリフォームについては、
まずは物件の判断が重要になります。

• 家の構造

  構造によっては間取り変更がまったくできないような物件もあります。そのままでも問題ないようであればよいのですが、できないことが多いと困ります。

• いつ建築
  されたか？

  昭和56年に建築基準法が大幅に改正されており、それ以前の建物は強度的に不安が残る可能性があります。補強が想像以上に費用がかかるかもしれません。

• 劣化の程度

  見えないところで劣化が進んでいる可能性があります。屋根や床下など、普段自分の目で見づらい部分を中心に事前に調べてもらえると安心です。

• 資金計画

  物件の購入費用とリフォーム費用の双方が必要となります。ローンを利用する場合は特にリフォーム費用を事前に想定しておく必要があります。

物件の判断をするために、信頼できるリフォーム会社に
協力してもらうことが大切です。

中古物件の場合には、そもそも買って良い物件かどうかの判断が必要です。売買の際に判断に関わるような情報は事前に公開されていることが多いですが、売り手も把握できていない劣化部分など、できる限り事前に知っておきたいところです。
そこでお勧めしたいのは、売買の契約を済ませる前にリフォーム会社の調査(無料でやってくれるところがあります)を入れて、屋根や床下などを事前に調べておくという方法です。

リフォーム計画をまとめつつ、物件を購入します。

中古物件は人気のある地域や物件の状態によっては、すぐに買い手がついてしまいます。ある意味、早い者勝ちの部分もありますので、全体的にスピーディーに打合せを進めることが大切です。