リフォームでより満足を得る方法
リビングを広くしたい。
リフォームにおいて、この要望は非常に多いようです。
やはり、みんなが集まる場所、広いにこしたことはありません。
但し、基本的にリビングを広げるためには、それ以外の場所を利用する必要があります。
例えば、物置と化している使っていない部屋があるので、
こちらに、キッチンを持って行ってリビングを広くしてほしいとご要望されたとします。
その場合、リフォーム業者さんからすれば、工事計画自体、そんなに難しくなくプランニングも簡単にできるでしょう。
ただし、そのリビングを広くしたいと考えた理由やキッカケが、実はすごく重要になるのです。
娘さんが結婚をして出ていった。
夫婦で遊びに来るようになった。
そうするとリビングが手狭に感じるようになった。
それに将来孫が出来たらもっと狭くなる。
今は定年したばかり多少の馬力があるが、将来になるとしんどくなる。
だから、リビングを今のうちに広くしておこう。
ということが理由とキッカケであれば、
実は、近い将来、お孫さんが出来て家族みんなでゆったりと安全に食事や団らんが出来るようにする為にリビングを広くしたいのです。
そうすると、キッチンを別室にもってくると、食事を作っている間や
団らんしているときのお茶を沸かす時にも
奥様や娘さんは、団らんから離れていることになります。
そして、そんな時間は以外と多いのではないでしょうか。
そこで、もしかしたら、使っていないお部屋からリビングをつなげて対面キッチンなどにして
LDKを作った方が、本当の目的においての満足度が変わってくるかもしれません。
リビングが広くなったうえに、食事を作っているときもご家族と一緒に孫を見ておける、
そんな時間と空間が出来るのです。
もちろん、家の状況やご予算などにもよって出来る事や出来ないことがあるでしょう。
それでも提案してもらうことはタダです。
つまり、リフォームでは、具体的にこのようにしてほしいというより
現在の問題点が何で、リフォームすることでどんな効果を得たいのか、
ということを伝えることが大切です。
よくいろんなところで、リフォームする内容を具体的に決めておきましょう、と載っています。
しかし、部分リフォームであれば、商品としたいことをきちっと決めておけるかもしれませんが、
規模が大きくなると、自分たちの問題点を解決するには、
本当に自分たちで考えた方法が一番良いのかどうかは判らないのです。
やはりプロにも考えてもらったうえで判断したいところです。
特に、全面リフォームの場合は、間取りの違いでの費用の差は大きくないこともあり得ます。
やはり、自分たちのことを分かってもらうことで、
想像を超えるリフォームのカタチが実現するかもしれませんので、
出来るだけいろんなコミニュケーションを取ってみましょう。
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