5-1契約前の確認 「追加費用の確認の仕方」
追加費用について確認する
大規模リフォームを行う場合、
リフォーム会社と契約を行う前に必ず確認してほしいことがあります。
それは、追加費用についてです。
通常、リフォームでは工事が始まって、既存の部分を解体してから不具合や想定外の事態が発生した場合、追加費用がかかります。
例えば、
木造住宅でキッチンをやり替えるリフォームとして、
壁をめくったら下地が水漏れやシロアリで腐食していた、などです。
これは、前もって確認できないことになるため、
一般的にはほとんどのリフォーム会社さんが追加請求の対象にされています。
これは致し方ない事なのかもしれません。
しかし、
大規模なリフォームの場合では、そこは慎重に判断するべきところになります。
それは、時にその費用がとんでもない金額になることがあるからです。
これがお施主様にとって怖いところです。
そこで、契約前にぜひ確認しておきたいことがあります。
・後から追加費用は発生する可能性があるのか
・現時点でどのようなものが想定されるのか
・それは概算いくらくらいなのか
ということです。
そうすることで、少なくてももしかしたらの場合の費用感はある程度想定できるので、
予備の予算を含めて判断が出来ることになります。
やはり、一番怖いのが後から想定以上に費用がかかってしまうことです。
大規模リフォームに長けた会社では想定がつく
ここで、注意が必要なのは大規模リフォームに長けていない会社の場合です。
実は、大規模リフォームでも、事前の調査をしっかりと行えば、
大規模リフォームに長けた会社であれば、
後から追加となるかもしれない状況かどうかはある程度までは分かるものです。
なので、先ほどの確認事項にも、
どうしても分かり得ないこと以外は答えを用意出来る事が多いでしょう。
しかし、
普段、部分リフォームを中心に行っている会社で大規模リフォームに長けていない場合は、
事前の調査をしっかりと行わないことが多いようです。
そもそも、そんなに必要性が無いことが主な理由です。
だから、経験が少ないことも相まって、
色々な場合の想定が出来ないことが考えられます。
事前の調査をそこそこにして、お見積りだけ安い費用を提示し、後から追加費用を次々と請求されるとお施主様にとっては大変です。
そういう意味では、
我が家の大規模リフォームをお願いするにあたって、
スキル面が充実しているかどうかの判断にもなりますので、
ぜひ、契約する前に確認しておいてほしいものです。
これから大規模リフォームをお考えの方に、是非、知っておいて頂きたいことがあります。
それは、大規模リフォームを頼んではいけない会社がある、ということです。
大規模リフォームには、それなりのノウハウが必須となります。
大規模リフォームに向いていない会社を見極める力をつけておかなければ、
せっかくの時間と費用を注ぎ込んだ計画が失敗してしまいます。
では、どうやって、リフォームに向かない会社を見極めるというのでしょう?
特に、インターネットにより収集した会社情報は、どの会社も似たように見えるし、
あまり違いが分からない、、、。
ほんとうによくわかるお話です。
例えば、
ある会社と契約し、工事着手後に、当初予測がつかなかったという理由で
高額な追加費用が発生し、資金計画が大幅に狂ってしまった。
ローンなど利用される場合、下手すると自己資金からのかなりの出費となってしまうことも。
何故事前に分からなかったのかしら?
と不信に思えてきますよね。
後悔しない人の共通点
そこで、結論的なことを先に言ってしまうと、
『大規模リフォームに長けた会社は、調査段階から違う』
ってことです。
これは、これまでたくさんの人からのご相談を受けてきたリフォームコンパスが思う
本当に大きなポイントです。
なぜ、そんな当たり前のようなことが大きなポイントなの?
先ず、大規模リフォームには、必要となるノウハウが部分的なリフォームと比較すると、非常に多くなります。
先ほど述べました、着手後の追加費用についても、実は「事前調査をしっかりと行い、
きちんと説明」があれば、安心できると思います。
他にも、構造的なチェックや、法規的なチェック、住まう人のことがよく考えられたプラン提案。近隣対策、補助金等への対応、など対応できるノウハウが会社に無ければ、、
大規模リフォームには向いていないと言えるでしょう。
一般的にリフォーム会社を探す際は、掲載してある施工実例などから、雰囲気で合いそう、と思った会社を2~3社ピックアップしたり、一括会社選びサイトなどを利用するといったお声もよく耳にします。
では、その中に「大規模リフォームに向いている会社」は何社あるでしょうか?
大規模リフォームに長けた会社の特長?
築35年ほど経過した木造住宅。
今までで、屋根の葺き替えと外壁の塗装をした経歴がありますが、そろそろ水回りも手お打たなければ、と思うようになりました。
なんだか、浴室の手前の、洗面所の床がぶかぶかしているようです。
浴室も、建てた当初のままのタイル張りのお風呂。
きっとここが原因であろうと、ユニットバスへの取替と、洗面所の改修をしてもらえそうな業者を探します。
大体のリフォーム会社の担当者は、洗面所の床を直して欲しい、という施主の要望に
床のやり替えの見積もりを提示てくれるでしょう。
ただ、その中に1社だけ、床下などをしっかり点検したうえで、こう説明します。
「お客様。洗面所だけではなく、ダイニングキッチンの床下も、水たまりが見られます。
ひょっとしたら、台所の給水管に漏水があるかもしれません。最近水道料金が上がったりしていませんか?」
「また、床下の換気口も少ないため、全体に湿度が高く、シロアリが好む環境にあります。
ユニットバスに変えるのと同時に、床下防湿処理を施し、床下の環境を改善することで、
繰り返しの被害に遭わない、メンテナンス性の良い住宅にすることが有効です。」
といった感じです。
もちろん後者の見積もりのほうが、断然高額になります。
しかしながら、施工前に実際の施工費が解り、着手後の追加金が発生しないという安心感があるのです。
つまり、契約前にに予め確認できたことで、着手後も安心して任せられる、ということです。
では、なぜ、リフォーム会社の担当者さんによって、調査内容や事前説明が異なるのか?
では、次にリフォーム会社の担当者の立場で考えてみましょう。
実は、最初の調査というのは、思っている以上に大変です。
床下に潜ったりするのは、担当者本人が行うことは少なく、通常は専門の調査会社に委託します。すなわち、手配する手間とお金がかかるということです。
しかし、実際にお客様と商談するうえで、最初から有料になる話はし難い。
せっかくの見積もり依頼を失って、契約できなくなるのでは?と思い込んでいるケースがあるのです。
そこで、予め、追加が発生することがあるか。あるとしたら、ざっくりとでもいくらくらいになるかを確認するようにしておくことが大切です。
リフォームで成功する人は、本当にいろいろな幸せエピソードを語られます。
ぜひ、お試しください。
≪大規模リフォーム 会社紹介はこちら≫
Copyright © Reform Compass All rights reserved.
「リフォームで失敗しない為のお得な話」を無料でお届け!
≪皆さまからよく聞く「あったらいいな」というサービスはこちら≫
「リフォーム会社では行ってくれないサービス」をご紹介!