6-2着工までの準備 「着工までに詳細を決める」
大規模リフォーム 着工までに詳細を決めておくことが大切
大規模リフォームの商談では、
ある程度大まかな内容を決めて契約を行いますが、
細かいことまですべて決めてから契約することはほとんどありません。
例えば、
棚の高さはどれくらいにしておくか、コンセントはどこに付けたいか、など、
詳細な内容については、契約をしてから決めていくことになるのが一般的です。
ここで、注意するべき点は、
着工までには詳細事項を出来るだけすべて決めてしまっておく
という事です。
それは、工事中にトラブルにならないようにするためです。
【着工までに詳細事項を決めておいた方が良い理由】
・何らかの事情で詳細が決まっていないまま進んでしまうと工事が止まる
大規模リフォームでは打合せした内容に従って図面を作成してあるのですが、
その中で決まっていないことがあると、「未定」ということで図面には記載されています。
その図面を見て各職人さんが工事を進めていくのですが、
工程がいよいよその未定の部分を施工するタイミングになった時に、まだ決まっていなければ当然、工事を止めて監督さんや営業担当者さんへ確認し、それをお施主様へ確認すると言う流れになる訳です。
その間、工事は止まるのです。
もちろん、違う進められる場所を施工していったりもするのですが、
その為に道具や材料など準備、段取りを変えなければいけませんので、手間がかかってしまいます。
少なくても、予め決まってある方が良い工事が出来ることに繋がります。
・決まってないのに工事が進んでしまうことがある
何かの事情で職人さんに未定であることが伝わっていないことも考えられます。
その場合は、施工段階で確認事項と認識されずに、そのまま工事の流れにて進んでしまうということもあり得ます。
そうすると我が家の内容が自分たちに意思が反映されない部分が出来てしまうことになります。
しかも、それをやり直してもらうとなった時に、追加請求されてしまうことなんてなると問題です。
以上のような理由から、
着工までに詳細を決めておくことは双方にとってとても大事なことになります。
・リフォーム会社が決めることを教えてもらい、自分たちがすること導いてもらう
ただ本当は、
こういうことはリフォーム会社の担当者さんがきちんとスケジューリングして、お施主様は流れに沿っていくだけで着工時にはすべて決まり終えている状況になっていることが望ましいと思います。
ただ、そのように導いてくれる担当者さんであればいいのですが、
そうでないことも現実には多々ありますので、
ここはお施主様からも着工までに詳細について決めておきたい旨、伝えたうえで、
その為の着工までのスケジュールを作成してもらうことがおすすめです。
契約から着工までの間は、
出来るだけ工事が滞りなく進んでいくための準備をしていく期間になりますので、
リフォーム会社として行うこと、施主として行うこと、
その両方について、リフォーム会社さんにスケジュール表に記載したものを求めると良いと思います。
ぜひ、リフォームが成功することをお祈りしています。
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