8-1完了検査とアフター 「施主の完了検査は何を見るべき?」
完了検査時に何をチェックしたらよい?
完了検査時に何をチェックしたらよい?
大規模リフォームにおいて、
完成時に施主検査というものがあります。
しかし、検査してほしいと言われても、何をどうチェックすればよいのか?
検査というと、ついキズやムラなどの仕上がりばかりに目が行ってしまいがちです。
もちろん、仕上がり面の不具合は気になるもので、修正してもらいたい項目です。
しかし、その他にも、
実際に暮らし始めて気持ちよく過ごすことが出来るのか?というポイントにおいて確認しておきたいことがあります。
そこで、施主検査にて確認しておきたいところをピックアップしましたので、
参考になれば幸いです。
完了検査では何をみておくと良いのか?
一般的に完了検査とは以下の項目を確認します。
・契約内容が履行されているか?
契約に含まれている内容が、きちんと施工されているか?
打合せ通りの商品が備わっているか?など
色や仕様に間違いがないか?
コンセントやスイッチ等も図面に従って備わっているか?など
・機能に問題がないか?
電気や水道など、正常に作動し、漏れや詰まりなどがないか
窓や建具の開閉などに不具合はないか
床鳴りやたわみ歪み等著しい異常はないか?など
・仕上がりに不手際はないか
キズや剥がれ、めくれはないか
汚れや美掃漏れはないか?など
多くの方は、キズや汚れにばかり目がいきがちです。
もちろんそれも大事ではあるのですが、そればかりに気をとられ、
例え、見た目を直してもらったとしても、満足度が上がるとは言い切れない可能性があります。
それは、見た目にキズがなくても、使うと不具合があるとか、
また、実際に使い方が分からないとか、手入れの方法が分からない、
といったことのほうがストレスになりがちだから、ということなのです。
ここで大事なのは、
引渡しを受けて、明日から実際に暮らす際に、困らないようにしておく。
ということです。
例えば、
・玄関ドアや窓の開閉や施錠、セキュリティーの使い方
・給湯器のメンテナンスの依頼先
・システムキッチンのチャイルドロックや耐震ラッチの外し方、魚焼きグリルのお手入方法
・ユニットバスの排水溝のお手入れの仕方
などなど、
完了検査の際に一緒に確認しておきたいところです。
検査記録は残してもらいましょう
そして、検査が終わったら、仕様の間違いやキズなど修正項目は、
期限と方法などの打合せを行い、記録を残してもらいましょう。
その際に、
あまりに急かしたり、方法を聞かないで任せてしまうと言ったことは注意です。
仕上がりの不満が改善されないまま、改善に長期間かかったり、ということになる恐れがあります。
つまり、使い方やお手入れ方法なども確認しておき、説明しておいてもらいたいところです。
また、あくまで人が作ることなので、過剰な要求をすると却ってやり直しなどで不具合が増える可能性もありますので注意したいところです。
以上、
施主検査というのは、
その後の暮らしに直結した内容のチェックを行うことが大切だと思います。
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