古民家リフォーム 照明計画に十分注意する

古民家の全面リフォームを考えるときに、見落としがちな計画のひとつに
照明計画があります。

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間取りが変わったりすると、必然的に照明の位置が変わるもののですが、
古民家の場合には、独特の事情によって、より計画は慎重にしておかなければならないのです。
それは、古民家の構造的特徴を理解しておかなければならないということでもあります。

一般の住宅と違って、古民家には古く大きな部材が用いられています。
古い梁などには、それ自体価値があり、
リフォームを計画する中では、ぜひとも空間にその姿を見せたくなるものです。

しかし、照明の配灯を考えるときには、この梁の存在が大きな影響を与えることがあるのです。
それは、梁が天井よりも低い位置に存在するような場合、
照明によって大きな影を落とすことがある、ということです。

例えば、広いダイニングスペースを作ったとして、
空間を演出するには、上から下げたペンダント1つというだけでは味気ないものです。
間接照明やスポットライトを上手に用いてあげると、
部屋の印象は大きく変わったりします。
しかし、よく考えて配灯をしておかないと、食卓の上に大きな梁の影が横切る…なんていうことになりかねません。
平面的に配灯位置を考えているだけでは、これは見落としがちになるところなのです。

そもそも、古民家は天井の高さも高く造られていることも多く、
この照明器具の位置と構造部材(梁)の高さ関係には、十分注意しておく必要があります
また、どれだけ平面的な図面で位置を計画していたとしても、
実際には現場で高さも含めた照明の位置関係はチェックしておかなければなりません。
しっかりと事前に考えて計画してくれること
さらには現場状況を確認しながら、柔軟に対応して
古民家ならではの雰囲気ある空間を造ってくれること

こういったところは、いかに古民家を手がけてきているかという実績によって裏付けられたノウハウになります。
照明ひとつとっても、古民家は一般の住宅とは異なった技術・ノウハウが必要になるのです。

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