2015.3.18古民家リフォーム　工事途中の打合せも大切

古民家の、特に大規模なリフォームを行う場合には
工事中に定期的に打合せをしてもらことが大事です。

古民家に限らず規模の大きなリフォームの場合は、
工事を始める前にたくさんの打合せをしなければいけません。

使う商品の仕様の確認や色決め、
収納の中の形状やコンセントやインターホンの位置などの詳細
または、さまざまな申請関係の手続きや近隣対策など
事前に打合せをしながら計画することが必要です。

しかし、問題はリフォームの場合、既存の住宅をさわりますので
新築と違って、工事が始まってから予定と違ったことがかなりの確率で起こります。

そして特に古民家の場合には、築年数からくる傷み具合の問題や
構造の補強のために必要なこと、柱や梁の構造部材の納まりなど
高さや壁の配置など、より着工後に問題として出てくることが多かったりします。

いずれの場合にも、やはり現状の問題点を説明してもらい、
そのうえでどうするかを施主も交えて相談して決めていくことが必要になります。
業者に勝手に決められると、失敗のもとになり、後々のトラブルに発展することも少なくありません。

後になって元々の予定と違っているところに関して、
「これは、仕方ないんです」
なんて言われても、心情的に納得しにくいものです。
ですから、工事中には、工事の移り変わりや、ある一定期間で進捗の説明や質疑事項について、
リフォーム会社との間で打ち合わせることが必要です。

もし、問題がなく順調に工事が進んでいたとしても、打合せをしてもらっている後で
隠れてしまうところも説明をしてもらいながら全部見れますし、
細かいことでも、疑問に思ったその場で質問することで
リフォームをしたことへの満足感も断然変わってきます。

何もいわなくても、システムとして打合せをしてくれる業者はよいのですが
言わないと定期的な打合せをしてくれない業者もいますので、
事前に聞いておくことが大事かもしれません。