事前に独自の調査を行い確かめた業者だけ

古民家リフォームに精通した大規模リフォームの専門家が事前にそのノウハウにこだわって調べています

古民家には、現代の住宅のような基礎がありません。しかしその代わりに、今では使われることの少ない大型の貴重な木材をふんだんに用い、大きな梁や大黒柱などで家全体を支えているのです。(伝統的工法と呼ばれます)つまり補強にしても間取りを変えるにしても、構造を理解せずに工事してしまうと、大変なことになってしまいます。

家の中の大きな段差や低い位置にある梁の扱いなど、知識と経験をもとに提案をしてもらわないといけない部分が多々あります。業者も担当者も、古民家の経験が多くなければ安心して任せることはできません。

ご要望をじっくり拝見し、その内容にあう業者をピックアップ

お送りいただいた「暮らしの診断シート」の内容を実際にスタッフで協議して選定します

古民家は何十年と、場合によっては百年・二百年以上もの間、その姿を留めてきた歴史ある建物です。価値あるそのたたずまいは、古き善き姿を大切に残してあげたいところです。

施工性のみを重視し、何もかも上から被せて隠してしまうような仕上げでは、その良さが活かされないことにもなりかねません。もちろん住む人の考えを汲み取りながら、「家を大切にしたい」という思いを共有してくれる業者と計画をすすめていくことが大切になります。

まずは候補として考えられる業者を報告書にしてお届け

あなたはお好きな業者を選ぶだけ

古民家は元々大人数・多世帯で暮らしていることが多い住宅でした。また古い家ほど外に出た親戚が一同に集うことも多く、結婚式もお葬式も座敷の襖を取り払って、家で執りおこなわれていました。最近でこそ何十人も集まる家は少なくなってきているようですが、それでも家を出た人にとっての心の拠り所となっていることは多く、皆が関心をもっています。

また、家自体が大きいこともあり、複数の家族が住んでいることも一般の住宅以上に多い傾向にあります。様々な家族の想いをしっかり汲み取ってもらわないと、本当に喜べるリフォームにはならないことがあり、注意が必要です。

まずは候補として考えられる業者を報告書にしてお届け

あなたはお好きな業者を選ぶだけ

百年近く経っている古民家などは、おそらくその集落の中で最も古い存在となっているでしょう。そしてそれは家だけに限ったことではなく、その地域の中で重要な役割を担ってきた人たちであることが多いということも言えます。その分、家を触るとなればご近所からの注目の的に。

ご近所に配慮のできるきちんとした業者かどうか、むしろ中を見ることのない周りの人々はそういったところを見ています。また、出来上がりにも大きな関心を寄せていることでしょう。伝統ある我が家を上質に仕上げてくれる優秀な業者を見つけたいところです。

あなたはお好きな業者を選ぶだけ

時々修理をお願いしていた近所の大工さんに依頼したが、耐震補強など構造的に強くする工事はしてもらえなかった。

古民家の大規模リフォームはその規模に見合った業者の能力が必要になります。単なる修繕とは別物だと考えた方が良いでしょう。 また、古民家の良さを活かしつつ補強をすることのできる専門性の高い業者もありますから、安易に付き合いだけで業者を決めるのはあまりおすすめできません。

大手の会社で決めたが、無くして欲しかった段差もそのままになったり予定外のことばかり。 もう少し計画段階で想定して話しておいて欲しかった。

価格は重要な要素です。がしかし、工事の内容によって金額は大きく変わることがあります。また、古民家の場合、梁などの「高さ」が問題になることが多く、しっかりと現状を確認して計画していくことが必要です。むしろこういった部分は担当者の能力によるところも多く、大手だからといって安心はできません。場合によっては担当者を変えてもらうことも必要でしょう。

古い建物をしっかり補強をしてもらって安心できる家になった。古い梁を上手にデザインの中に活かしつつ、使い勝手の良い快適な家に変えてもらえた。遊びに来た親戚まで喜んでくれる家になって本当に良かったと思う。

古民家の補強は耐震補強以外にも揺れを吸収させる「制震」という技術を用いることがあります。いずれにしても古民家の経験が豊富な会社は補強も得意としていることが多く、また古民家の良さを引き出すデザインにも長けています。今までの実例をたくさん紹介してもらえるような業者はやはり安心できます。

工事は長かったが、その間大工さんや他の職人さんたちが周りにも気を使ってくれて、ご近所から「いい業者さんですね」と声を掛けてもらえた。業者を選んだ私も褒められたようで気持ちが良かった。

古民家は規模も大きいことが多く、工事期間は長めのケースが多くなります。その分、近隣や家族に対する業者側の配慮は欠かせません。ご近所にまでしっかり配慮できる業者に悪い業者はないでしょう。良い業者を選べるかどうかがリフォームそのものを成功させられるかどうかの分かれ目になることが多いものです。しっかりと見極めたいですね。

気に入った業者があれば、担当者を指名してご紹介

時々修理はしてきたものの、昔のままの使い勝手の悪い間取り。でも、昔から住んでいるこの家は、どっしりして私は好きでした。 子供たちにそのまま残すには負担も大きくなるし、思い切って全面リフォームをしました。古臭くていやだと言っていた子供たちが、今では大好きな家に。家族が集まる時間が以前よりずっと長くなった気がします。

もう何十年も触ったことのない大量の荷物。使わなくなった家財を整理するのはとても大変でした。でも思い切ってリフォームして、本当に良かった。 そして元々この家で育った叔父・叔母が、一同に喜んでくれたのが何よりでした。 業者さんも検査をしてくれましたが、 私が怖かったのは何より彼らの検査でしたから(笑)

最初は時々修理をお願いしていた大工さんに相談したんです。ところが「この家は耐震なんてしなくていい」って言われて…。紹介された業者さんは、どこもしっかりと補強のお話やどんな家にしたいのかを聞いてくれて、満足のいく提案をしてくれました。正直、どこにしようか迷ったぐらいです。 結果、一番縁を感じた業者さんにお願いしましたが、本当に良かったと思います。知らないところにいい業者さんが居るんだなと実感しました。

※お願い お送り頂いた暮らしの診断シートの内容から、認識を間違えない為にメールで若干の質問をご返信致しますので、必ずご返答頂けます様にお願い致します。

ご紹介できる業者の地域は下記になります。(一部地域を除きます)

【関西エリア】 大阪府・京都府 【関東エリア】東京都・神奈川県・埼玉県 【東海エリア】愛知県 ※上記の地域以外であってもご紹介できる場合があります。詳しくはお問い合わせください。

在来木造住宅には、「伝統構法」と「在来工法」があります。
石の上に柱が建ち、縁の下や大黒柱、差し鴨居等があるものを「伝統構法」といいます。伝統構法の建物は地震時に大きく揺れて地震力を逃がします。
現在の建築基準法ではこの大きく揺れて地震力を逃がす工法をは認められません。耐力壁といった壁を作り、建物を揺らさずに固めて、地震に耐える工法が今の法律です。

しかしながら、幾度かの大きな地震を経験し、実際100年以上経っている家も多く残っている現実があるのです。
伝統構法で建てられた古民家は地震に強いということです。
現在の日本の仕組みでは、住宅は築30年以上経つと建物評価額がゼロになります。あの、どことなく懐かしくて、先人の知恵や棟梁の技術の詰まった古民家の価値がゼロとは到底考えられません。
30年で壊して建替えるなど、環境面を考えても良いはずがありません。

私たちは、古民家の文化的価値や環境面も考慮し、持続可能な循環型建築社会を構築したいと考えています。
そして古民家を未来の子供たちのために残していきたいと思います。

日本の伝統の為に、そして、古民家に暮らすご家族と子供たちの未来の為に、古民家再生には、古民家への想いと技術に長けた業者をしっかりと選定してもらいたいと思います。

なかなか探せない方には、リフォームコンパスさんのように専門的な業者紹介サービスを利用されると心強いと思います。

[ 一級建築士、古民家鑑定士、伝統再築士、早稲田式動的耐震診断士 ] 一部上場企業に26年間在籍、内17年住宅再生の仕事に携わり、1,000件近くの住宅再生の現場を経験。 2014年一般社団法人古民家再生協会東京を設立。メディアに取り上げられるなど注目を浴びる。住宅再生の経験を古民家再生に生かすべく現在活動中。